「クラウドバンク」の運用実績<2018年10月~2021年11月>

  picaco(@wmpicaco_)です。



ソーシャルレンディングサービスの「クラウドバンク」で約3年(2018年~)資産運用をしてみた結果、安定的に利益を出すことができました。


●ソーシャルレンディングとは?

クラウドバンクはソーシャルレンディングと呼ばれるサービスです。

ソーシャルレンディングとは、「貸付型(融資型)クラウドファンディング」に分類され、ネット上で不特定多数の投資家から融資を募り、それをソーシャルレンディング事業者経由で、お金が必要な企業や人に貸し付ける金融サービスのこと。

要するに、お金を借りたい企業に対して、個人がお金を貸して利息分を運用益として得ることができる仕組み。ソーシャルレンディングの事業者は、お金を借りたい企業と個人をマッチングして、個人から集めた小口のお金をまとめて、借りたい企業に融資するのです。そのため、個人は元本が少なくても運用を始めることができます。


● クラウドバンクの特徴

クラウドバンクは、日本クラウド証券が運営する、証券会社が取り扱う融資型クラウドファンディングで人気No.1(2022年5月期 インターネット調査 日本マーケティングリサーチ機構調べ)のソーシャルレンディングサービス。

1万円、6ヶ月から、これまでは個人が参加するのが難しかった好条件の投資案件に参加することができ、以下のような特徴があります。手数料がかからず、少額でも始められるといった点から、初心者の私でも気軽に始めることができました。


・実績平均利回り 5.80%
(2022年3月末までの1年間に運用終了した税引前のファンド実績値。なお、2022年3月末までの3年間に運用終了したファンドの税引前実績平均利回りは6.58%)
・毎月分配
・1万円、6か月~投資可能
・口座開設手数料0円、販売手数料0円
 

● 運用状況<2018年10月~2019年2月>

2018年10月から以下の2案件に各10万円ずつの20万円を運用。

毎月順調に分配されていて、2019年2月現在、累計分配額が2,975円(税引き前)、税引き後だと2,374円の利益


【中小企業支援型ローンファンド第426号】

運用予定期間:6ヶ月間(2018-11-30 〜 2019-05-09)

目標利回り(税引前) :年率 6.4%


【太陽光発電ファンド第408号】

運用予定期間:5ヶ月間(2018-10-09 〜 2019-03-07)

目標利回り(税引前): 年率 6.9%


● 運用状況<~2019年9月>

【中小企業支援型ローンファンド第426号】は年利7.01%で税引き後収益2,138で終了。

【太陽光発電ファンド第408号】は年利7.62%で税引き後収益年利1,791で終了。

その後、償還された資金の10万円で以下の【中小企業支援型ローンファンド第468号】にも投資し、年利8.99%で税引き後収益年利1,881で終了。

いずれも目標利回りを上回って終了していてすばらしい!


【中小企業支援型ローンファンド第468号】

運用予定期間:5ヶ月間(2019-03-28 〜 2019-08-07)

目標利回り(税引前): 年率 6.9%


さらに、慣れてきてもう少し運用期間が長めでもいいかな、という気持ちになったので、以下のファンドに10万円投資。


【太陽光発電ファンド第1018号】

運用予定期間:10ヶ月間(2019-08-16 〜 2020-06-05)

目標利回り(税引前): 年率 6.9%


2019年9月時点での累計分配額が7,916税引き前)、税引き後だと7,080円の利益。

 

2019年9月の時点でちょうど未投資額が10万円あり、運用期間が3ヶ月と短く目標利回り6.7%と良さそうな案件が出てきていたのでこれにも投資申請を行いました。


【太陽光発電ファンド第1130号】

運用予定期間:3ヶ月間(2019-09-20 〜 2019-12-06)

目標利回り(税引前): 年率 6.7%



融資先の事業内容が重ならないほうがリスク分散になるかなと思い、これまで同じ事業への並行投資は避けてきたのですが、今回は2つとも太陽光発電ということで重なってしまいました。期間が短いから、決断したという面もありました。

 

10万円の追加投資をした直後にふと、分配された償還金を投資に回さずおいておくのはもったいない、と気がつきました。クラウドバンクでは1万円以上千円単位で投資できるので、利益分も次の投資に回していけば福利で運用できるのに、ボーッとしていてキリの良い10万円単位で投資してしまっていました。

ということで、思い立ったらすぐに実行したくなり、この時点で、これまでの償還金で端数となっていた未投資金額が7,000円ぐらいしかなかったので、追加で1万円を入金し、17,000円を追加投資することにしました。


【太陽光発電ファンド第1143号】

運用予定期間:3ヶ月間(2019-09-20 〜 2019-12-06)

目標利回り(税引前): 年率 6.7%


● 運用状況<2019年の収益>

20万円だけ入金して、継続的に投資していたクラウドバンク。2019年の1年間の収益状況は以下の通り。年利6.88%貸倒金もなく(クラウドバンクは20198月現在で累計応募総額600億円、元本回収率100%)と順調!

この結果に満足しているので、2020年度は追加で30万円入金して、これまでの利益含めた合計約51万円で運用して行くことにしました。

【2019年の収益状況】(入金額20万円で複数案件に分散投資)

分配金(税引前) :10,407円

源泉徴収税   :2,099円

収益(税引後) :  8,308円

利回り(年利)  : 6.88%


● 運用状況<~2020年5月>

2020年1月に30万円を入金し、元本は合計51万円。

同1月に下記の3商品に投資。(太陽光発電ファンド2商品は同じ内容だけど30万円を入金した時期の関係で2商品に分かれている。)


【太陽光発電ファンド第1481号、第1484号】

運用予定期間:7ヶ月間(2020-01-15 〜 2020-08-07)

目標利回り(税引前): 年率 6.6%


【中小企業支援型ローンファンド第651号】

運用予定期間:8ヶ月間(2020-01-31 〜 2020-09-07)

目標利回り(税引前): 年率 6.7%


2020年5月現在の累計分配額が20,701円、税引き後収益が16,519、それ以外にキャンペーンでのキャッシュバックが762円あったので、総資産が527,282になっています。

この期間にコロナウイルスの感染拡大による影響で株などの資産は大幅に目減りすることもありましたが、クラウドバンクではそういった影響もないので安心していられました。

現時点では未投資額が11万円ほどあるので再投資したいなと思って募集案件を探しているところ。運用期間が19か月と長く、目標利回りが今まで投資した案件と比べて少し低めの年利5.2%の米ドル建て不動産ローンファンドしか出ていないので、少し様子見をしています。


● 運用実績まとめ<2018年10月~2021年11月>

2020年5月以降は具体的なファンド名や個別の実績は書かずに運用実績を表にまとめています。それまでと同じように、分配金と出資払戻金を再投資、ぐるぐる回して太陽光発電ファンドを中心に継続的に投資していきました。

期間分配金累計分配額税引き後収益
2018/10 ~2019/22,975円2,975円2,374円
~2019/94,941円7,916円7,080円
~2020/512,785円20,701円16,519円
~2021/225,992円46,693円37,232円
~2021/36,235円52,928円42,200円
~2021/43,226円56,154円44,772円
~2021/53,798円59,952円47,803円
~2021/64,830円64,782円51,652円
~2021/7-4,708円69,490円55,404円
~2021/84,339円73,829円58,861円
~2021/94,491円78,320円62,437円
~2021/102,247円80,567円64,226円
~2021/112,313円82,880円66,069円

2020年末に新たに45万円入金。一番多い時で96万円を運用し、税引き後で6.6万円の利益を出すことができました。

この間、毎回順調に目標利回りを上回る利率で償還されてきており、終始安定して運用することができました。

投資信託や為替取引と違って相場に左右されることもないし、少しずつ期間をずらして少額ずつ、期間が短め(半年程度)の複数案件に投資する方法は安心感があります償還されたらまた別の案件に投資、を繰り返していくこの方法はリスク分散にもなるしやりやすいと感じました。

そして、始めは不安感もあって、運用期間が長い案件には手が出しにくかったけれど、ある程度結果が出て信頼感が出てくると、むしろ長期間運用のほうがほったらかしで済むので楽でいいな、と考えるようになってきました。私は今後運用するなら、1年以上の期間のものを検討すると思います。

2021年5月以降は、他の投資に回すためクラウドバンクの運用はいったん縮小させ、2021年11月をもって、いったん運用は停止しています。

今回の運用で上手く利益を出すことができたので、今後も、機会があれば運用してみたいと思っています。